耳コピのやり方
耳コピのやり方をご存じですか?
ハーモニカーで、「ゆず」などのアーティストの曲を耳コピしたいという人も少なくないのではないでしょうか。
基本的には、彼らのブルースハーププレイはアドリブ(ソロ)です。
歌のメロディを吹くわけではなく、歌の合間の盛り上げとしてハーモニカを吹いているわけです。
このようなアドリブを耳コピするには、まずはその曲を何度も聴いて、口ずさめるくらいまで覚えて、それをなぞるようにして耳コピするのが一番の近道でしょう。
また、ハーモニカは曲のキーによって使い分けるので、やりたい曲のキーさえわかれば、すぐに吹くことが出来るので、相対音感を身につけておくことが大切になります。
相対音感とは、例えば音階を吹いた時に、「ド」の音がどこまでいったら「レ」の音なのかといった相対的に調べる音感になります。
練習している曲などで、ドレミで歌えないようなら、相対音感はついていないと言えます。
絶対音感を持っている人ならどんな音でも何の音か分かりますが、そんな人はごく一部です。
そして、曲のキーと同じキーのハープを使う場合をファーストポジションと言い、非常にに有効なアプローチです。
「ゆず」は殆どがこのファーストポジションです。
それを踏まえて聴いてみると、例えば4番を吸ってベントをかけた後は、たいてい4番の吹く音に着地しているか、もしくは音が続くような時は5番の音に繋げていることが殆どです。
何故このようにするのかと言うと、ファーストポジションの場合にはコードに合う音が吹く音に集中しているからです。
したがって、4番吸った後に5番を吸って伸ばして終わるというようことは殆ど見当たらないのです。
このようにすると、音が外れたように聴こえかねません。
もちろん、コードによってはその方が良い場合もありますが、危なげなくまとめるなら吸ったら吹いて落ちつかせるのが耳コピのポイントです。
いずれにしても、ハーモニカ初心者の方なら、吹きたい曲をドレミで歌ってみてください
これまで歌えなかった簡単な曲から順に歌ってみることで、次第に相対音感がついてきて、徐々に耳コピが出来るようになってくるでしょう。
耳コピーのやり方をお教えします!
音が分からない初心者でも相対音感をつける方法が分かります。