ブルースハープの加え方
ブルースハープの加え方には2種類あるのをご存じですか?
一つは、口笛を吹くように唇を穴一つ分にすぼめるパッカリングと呼ばれる加え方で、どんなジャンルにも使える一般的な方法ですが、フォーク系の人に圧倒的に多いですね。
加えやすくコントロールしやすいという長所ががありますが、最初は単音を出そうとして唇に力が入ってしまったり、必要以上に口をすぼめがちになり、硬い音や細い音になりやすいです。
もう一つは、ガバッと3〜4つくらいの穴を同時に加え、舌を左寄りに突き出して、右端の穴の音だけを出すのがダングブロッキングという加え方です。
舌を出すことで口が一定以上の大きさに保たれるので、太くて豊かな音が出るんですよ。
また、他の人が伴奏しているような効果もあります。
リズムに合わせて下を出したり引っ込めたりするとメロディーの合間に「バッバッ」と音が出て、演奏がリズミカルになります。
フォークの人は殆どしないですが、ブルース系の人には多く見られます。
利点も多いですが、その分コントロールが難しいので、初心者の方はパッカリングが良いでしょうね。
なお、隣の穴に息が入らないように 口をすぼめようとする人がいますが、残念ながらそれでは口が疲れるだけでうまくいきません。
慣れてくれば、そんなにすぼめなくても単音は出ますし、唇が疲れてだるくなるような時は、相当力が入っている証拠なので気をつけて下さい。
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